2025年10月23日、プロ野球ドラフト会議が開催され、東京ヤクルトスワローズは支配下7名、育成1名の計8名を指名しました。
野手補強を重視した今回のドラフトで、スワローズの未来を担う新戦力が揃いました。1位指名の松下歩叶選手をはじめ、即戦力と将来性を兼ね備えた選手たちが神宮球場に集結します。
池山隆寛監督は「イメージ通り、バランスよく獲得できた」と満足の表情を浮かべ、青木宣親GM特別補佐も「野手の補強が目的だったので、非常に良いドラフトだった」とコメントしています。
それでは、新たにスワローズファミリーに加わった8名の選手をご紹介します。
まずは戸田球場での登板、楽しみにしております。
東京ヤクルトスワローズ 2025年ドラフト指名選手一覧
支配下指名選手
1位:松下歩叶(まつした・あゆと)
- 守備位置:内野手(三塁手)
- 所属:法政大学
- 出身地:神奈川県
- 投打:右投右打
- 身長/体重:181cm/85kg
2位:松川玲央(まつかわ・れお)
- 守備位置:内野手(遊撃手)
- 所属:城西大学
- 出身地:岡山県
- 投打:右投左打
- 身長/体重:183cm/78kg
3位:山崎太陽(やまざき・たいよう)
- 守備位置:投手
- 所属:創価大学
- 出身地:東京都
- 投打:右投右打
- 身長/体重:193cm/86kg
4位:増居翔太(ますい・しょうた)
- 守備位置:投手
- 所属:トヨタ自動車
- 出身地:滋賀県
- 投打:左投左打
- 身長/体重:172cm/77kg
5位:鈴木蓮吾(すずき・れんご)
- 守備位置:投手
- 所属:東海大甲府高校
- 出身地:東京都
- 投打:左投左打
- 身長/体重:177cm/70kg
6位:石井巧(いしい・たくみ)
- 守備位置:内野手(遊撃手)
- 所属:NTT東日本
- 出身地:栃木県
- 投打:右投右打
- 身長/体重:179cm/79kg
7位:飯田琉斗(いいだ・りゅうと)
- 守備位置:投手
- 所属:ENEOS
- 出身地:神奈川県
- 投打:右投左打
- 身長/体重:187cm/100kg
育成指名選手
育成1位:小宮悠瞳(こみや・ゆめ)
- 守備位置:投手
- 所属:川崎総合科学高校
- 出身地:神奈川県
- 投打:左投左打
- 身長/体重:180cm/70kg
まとめ:バランス重視のドラフトで未来への布石
2025年のヤクルトスワローズのドラフトは、内野手3名、投手4名、育成1名という構成で、野手と投手をバランス良く補強する戦略的なドラフトとなりました。
1位指名の松下選手は法政大学で主将を務め、打撃・守備・リーダーシップの三拍子が揃った内野手です。日米大学野球選手権ではMVPを獲得するなど、国際舞台でも実績を残しています。
2位の松川選手は50m5秒88の俊足を誇るスピードスターで、守備範囲の広さと高い打率を武器にチームの切り込み隊長として期待されます。
投手陣では、社会人No.1左腕と評される増居選手、最速149キロの右腕・山崎選手、そして高校生左腕の鈴木選手と、即戦力から将来性豊かな逸材まで幅広く指名しました。
増居選手は慶應大学時代にリーグ戦17勝2敗という圧倒的な成績を残し、トヨタ自動車では日本選手権MVPに輝いた実力者です。
育成1位の小宮選手は公立高校から指名された左腕で、「野球エリートには負けたくない」という雑草魂を胸に秘めています。育成からメジャーリーガーとなった千賀滉大投手を目標に掲げ、支配下登録を目指します。
今年のドラフトでは、村上宗隆選手の将来的なMLB挑戦を見据えた内野手補強が実現し、投手陣も層が厚くなりました。新たにスワローズファミリーに加わった8名の選手たちが、神宮球場で躍動する姿を見られる日が今から楽しみです。
スワローズファンの皆様、新戦力への温かい応援をよろしくお願いいたします!


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