2025年9月5日から14日まで、沖縄県の沖縄セルラースタジアム那覇と糸満市西崎球場を会場に「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が開催されます。
この世界最高峰のU-18大会は、東京ヤクルトスワローズファンにとって将来のスター選手を見つけるまたとない機会となります。
世界ランキング1位の日本をはじめ、12カ国の代表チームが参加し、過去には大谷翔平選手や佐々木朗希選手など、現在の野球界をリードする名選手が活躍してきた登竜門的存在です。
WBSC U-18野球ワールドカップ2025の概要と見どころ
大会概要
本大会には侍ジャパンU-18日本代表の20選手が出場し、世界の頂点を目指します。
グループ分け
- グループA: 日本(世界ランク1位)、韓国(6位)、プエルトリコ(9位)、キューバ(10位)、イタリア(14位)、南アフリカ(31位)
- グループB: チャイニーズタイペイ(世界2位)、アメリカ(5位)、パナマ(8位)、オーストラリア(12位)、ドイツ(17位)、中国(20位)
日本代表の試合日程
オープニングラウンド(グループA)
- 9月5日(金)18:30 イタリア vs 日本
- 9月6日(土)18:30 韓国 vs 日本
- 9月7日(日)14:00 日本 vs キューバ
- 9月8日(月)18:30 南アフリカ vs 日本
- 9月9日(火)18:30 日本 vs プエルトリコ
決勝トーナメント
- スーパーラウンドおよびプレースメントラウンドは、9月11日、12日、13日に実施
- 9月14日(日)の16:00から決勝戦、同日11:00から3位決定戦
侍ジャパンU-18日本代表メンバー全20選手紹介
2025年8月23日に発表された侍ジャパンU-18日本代表の全20選手をポジション別に詳しくご紹介します。
投手陣(9名)
背番号18:石垣元気(健大高崎・3年)
- 身長180cm、体重78kg、右投両打
- 健大高崎のエースとして活躍する技巧派右腕
背番号15:下重賢慎(健大高崎・3年)
- 身長183cm、体重87kg、左投左打
- 恵まれた体格を持つ本格派左腕投手
背番号24:坂本慎太郎(関東第一・3年)
- 身長170cm、体重65kg、左投左打
- 制球力に定評のある左腕投手
背番号19:奥村頼人(横浜・3年)
- 身長179cm、体重84kg、左投左打
- 横浜高校の主力左腕として活躍
背番号21:西村一毅(京都国際・3年)
- 身長177cm、体重70kg、左投左打
- 京都国際のエースとして注目される左腕
背番号10:中野大虎(大阪桐蔭・3年)
- 身長180cm、体重80kg、右投右打
- 名門大阪桐蔭出身の実力派右腕
背番号11:森下翔太(創成館・3年)
- 身長170cm、体重68kg、右投左打
- 九州地区を代表する技巧派投手
背番号17:早瀬朔(神村学園・3年)
- 身長185cm、体重78kg、右投左打
- 長身を活かした角度のある投球が魅力
背番号14:末吉良丞(沖縄尚学・2年)
- 身長175cm、体重89kg、左投左打
- 唯一の2年生選手として期待される左腕
捕手陣(3名)
背番号2:大栄利哉(学法石川・3年)
- 身長178cm、体重85kg、右投左打
- 東北地区を代表する強肩捕手
背番号27:横山悠(山梨学院・3年)
- 身長178cm、体重73kg、右投右打
- バランスの取れた技術を持つ捕手
背番号12:藤森海斗(明徳義塾・3年)
- 身長180cm、体重66kg、右投左打
- 四国の名門出身の俊敏な捕手
内野手陣(6名)
背番号4:奥村凌大(横浜・3年)
- 身長169cm、体重76kg、右投左打
- 横浜高校の中軸を担う内野手
背番号5:為永皓(横浜・3年)
- 身長173cm、体重84kg、右投左打
- チームメイトの奥村とのコンビに注目
背番号13:岡部飛雄馬(敦賀気比・3年)
- 身長165cm、体重66kg、右投左打
- 北陸地区を代表する俊足内野手
背番号16:辻琉沙(履正社・3年)
- 身長172cm、体重65kg、右投右打
- 関西の強豪校出身の技術派内野手
背番号6:高畑知季(東洋大姫路・3年)
- 身長167cm、体重67kg、右投右打
- 確実性の高い守備が持ち味
背番号3:今岡拓夢(神村学園・3年)
- 身長180cm、体重80kg、右投右打
- 恵まれた体格を持つパワー型内野手
外野手陣(2名)
背番号1:阿部葉太(横浜・3年)
- 身長179cm、体重85kg、右投左打
- 横浜高校の主軸打者として活躍する外野手
背番号7:川口蒼旺(神戸国際大付・3年)
- 身長183cm、体重79kg、右投右打
- 関西地区を代表する長身外野手
指導陣
監督:小倉全由(公財)日本高等学校野球連盟 技術・振興委員 ヘッドコーチ:竹本修(公財)日本高等学校野球連盟 技術・振興委員 コーチ:坂原秀尚(下関国際高等学校 野球部監督) コーチ:大角健二(報徳学園高等学校 野球部監督)
U-18ワールドカップ出場選手がヤクルトへ!?
若手育成とスカウティングの重要性
U-18ワールドカップは、将来のプロ野球選手を発掘する絶好の機会です。大谷翔平や佐々木朗希のように、この大会で活躍した選手が後にプロ野球界のスター選手となった事例は数多く存在します。
ヤクルトスワローズのスカウト陣にとって、この大会は将来のドラフト候補選手を間近で観察できる貴重な機会となります。
現役ドラフトで即戦力を補強しながら、U-18ワールドカップのような国際大会で将来性のある若手選手を発掘することで、短期的な戦力向上と中長期的な戦力構築の両方を実現できます。
ヤクルトファンが注目すべきポイント
投手陣への注目
ヤクルトが現役ドラフトで継続的に投手補強を行っていることから、U-18代表の投手陣への注目は必須です。特に:
- 左腕投手の豊富さ:5名の左腕投手が代表入り
- 多様性のある投手陣:先発・中継ぎ・抑えと様々なタイプの投手が揃う
内野手の質の高さ
北村拓己の成功例からも分かるように、ユーティリティ性の高い内野手は貴重な存在です。
横浜の奥村凌大、為永皓のように複数ポジションをこなせる選手は、将来的にヤクルトの戦力構想にフィットする可能性があります。
まとめ
U-18ワールドカップで活躍する若手選手の中から、将来のヤクルトで活躍する選手が誕生する可能性は十分にあります。
現役ドラフトで即戦力を補強しながら、国際大会で将来性のある選手を発掘するという両輪での戦力構築が、ヤクルトスワローズの復活への道筋となるでしょう。
燕軍団の復活に向けて、現役ドラフト獲得選手たちの今後の活躍と、U-18ワールドカップで輝く未来のスター選手たちにぜひご注目ください!
この記事は、2025年8月24日時点の情報を基に作成されています。試合結果や選手の動向については、公式発表をご確認ください。
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