東京ヤクルトスワローズを応援する皆様、グラウンド外でチームを支える「選手会長」をご存知でしょうか。
2025年に古賀優大選手が「新・選手会長になる」というニュースがありましたね。
先輩ちなヤクからはその前の選手会長の小川泰弘選手が不調の時「会長職が大変なのでは」といっていました。
そんなに大変なのか!?と思った記憶が!
本記事では、選手会長の役割や選ばれ方、キャプテンとの違い、そして2000年以降の歴代選手会長を一覧でご紹介します。
選手会長とは?その役割
選手会長は、日本プロ野球選手会の球団代表として、グラウンド外で活躍するリーダーです。
主な3つの役割
- 球団やNPBとの交渉窓口 – 選手の待遇改善、FA権、肖像権などについて交渉
 - 選手の意見集約 – チーム全体の意見をまとめ、選手の総意を代表
 - 選手会活動の推進 – 社会貢献活動などに取り組む
 
選手会長とキャプテンの違い
主な3つの違い
- 任命の必要性 – 選手会長は各球団必ず1人必要(法律で規定)、キャプテンは任意
 - 活動場所 – キャプテンはグラウンド内、選手会長はグラウンド外
 - 求められる資質 – キャプテンは実力とカリスマ性、選手会長は冷静な判断力と交渉力
 
ヤクルトはキャプテンを置かない年もありますが、選手会長は2000年以降、常に誰かが務めています。
選手会長の選ばれ方
選手会長は選手間の互選(投票)で決まります。球団やフロントではなく、選手自身が選ぶのです。選ばれるのは、実績があり、冷静な判断力とコミュニケーション能力を持ち、選手からの信頼が厚い選手です。
ヤクルトスワローズ歴代選手会長一覧(2000年以降)
2000年以降のヤクルトスワローズ歴代選手会長をご紹介します。スワローズファンには懐かしい名前が並びます。
| 年度 | 選手名 | ポジション | 特記事項 | 
|---|---|---|---|
| 2000-2001年 | 高津臣吾 | 投手 | 現監督。守護神として29セーブ記録 | 
| 2002年 | 真中満 | 外野手 | 元監督。1番センターで活躍 | 
| – | 宮本慎也 | 内野手 | 第6代プロ野球選手会会長に就任 | 
| – | 城石憲之 | 捕手 | 移籍後に就任し信頼の厚さを示す | 
| 2009-2011年 | 石川雅規 | 投手 | 3年間で36勝。震災時の選手会活動にも尽力 | 
| 2012-2013年 | 武内晋一 | 内野手 | 2年間務める | 
| 2014-2015年 | 森岡良介 | 内野手 | 現コーチ。中日から移籍後に就任 | 
| 2016-2017年 | 川端慎吾 | 内野手 | 2015年首位打者 | 
| 2018-2020年 | 中村悠平 | 捕手 | 最長の3年間。2018年はキャプテンと兼任 | 
| – | 小川泰弘 | 投手 | FA権取得日数改善をNPBに直談判 | 
| 2024年-2025年 | 清水昇 | 投手 | 23年ぶりのリリーフ投手選手会長 | 
| 2026年- | 古賀優大 | 捕手 | 2026年シーズンから就任予定 | 
特に注目すべき選手会長
石川雅規投手(2009-2011年) – 3年間で36勝を記録。2011年の東日本大震災では復興支援活動に尽力
中村悠平捕手(2018-2020年) – 2000年以降で最長の3年間を務める。2018年はキャプテンも兼任
小川泰弘投手 – FA資格日数加算の特例創設をNPBに直談判し、2024年から制度改善を実現
古賀優大捕手(2026年-) – 2026年シーズンから新たに選手会長に就任。中村悠平捕手に続く正捕手としての選手会長就任で、チームの次世代リーダーとして期待されています
まとめ
ヤクルトスワローズの選手会長について解説しました。
重要ポイント
- 選手会長はグラウンド外でチームを支える存在
 - キャプテンとは活動場所や役割が異なる
 - 選手間の互選で選ばれる
 - 高津臣吾、石川雅規、中村悠平など名選手が歴任
 - 2026年からは古賀優大捕手が新たに就任予定
 - 引退後は指導者として活躍する例も多い
 
選手会長はファンの目には見えにくいですが、チームの団結に欠かせない存在です。グラウンド上の活躍と併せて、こうした裏方の活躍にも注目してみてください。
2026年からは古賀優大捕手が新たに選手会長として就任します。正捕手として成長を続ける古賀選手が、中村悠平選手の後を継いでどのようなリーダーシップを発揮するのか、大きな期待が寄せられています。
  
  
  
  

コメント